第30回目。
参加者:この日は13名の人々が集まって、ひとつの場所をつくりました。
この日の音楽:「悲しみにさよならを」(ダ・カーポ)選曲:アツシ
一言コメント集
- 誰もが皆、問題を抱えている。そして苦しみ・悲しみからいろいろなことを学んでいくんだと……、だから今を大切に生きるんだと、今日学びました。素敵なこの場がいつまでも続きますように願います。(オカムラ 女性 50代)
- 静かな時間の中で、一人ひとりの思い出を語り、各人の悲しみを、少しづつ流し出す。そして、思いやりを紡ぐ貴重な時間を、今日もいただきました。(恵月 女性 60代)
- 久しぶりに人前で本当の自分のことを語ることができました。いのちをかけて遺してくれたものと、これからも共に歩んでいく勇気が生まれました。こういう 「時間」と「場所」を一緒に過ごしたい人の顔が、思い浮かびました。自分のグリーフケアも含め、自坊でこの場を開いていこうと思います。スタッフの皆さ ん、お支度や段取り、有難うございました。(渡辺元浄 男性 30代)
- 場所作り。みんなで作る。素晴しい場所、そして時間を。共有し共感して、また「場」と「時」に、今日も感謝!(髙橋昭彦 男性 60代)
- 妻淑子の七回忌が来年2月に来ます。早いものです。普段はほとんど妻のことを忘れていますが、グリーフケアのつどいの時は、いろいろ思い出します。今日 「一人ひとりの時間」で、Fさんが本や人の話の言葉が「連れ合いが言ってくれているように思えてきた」それと、「連れ合いの良いところだけが思い出され る」、とおっしゃっていました。ご住職は「受け継がれるべきことのみが伝わる」とまとめられていましたが、本当にそうだと思います。よい言葉や教えだけが 伝播して広まるのだと思います。淑子が背中の後ろから見守ってくれていると確信しているこの頃です。(原知克 男性 60代)
- 亡くなった本人が一番つらかったのではないですか。亡くなった人の生き様がよみがえってくる、の話がよかったです。(清水厚 男性 60代)
- 身近な方を亡くされた悲しみ・辛さが、身にしみました。今朝から迷って、迷いながら来ました。私には、今は悲しみ・苦しみを話すことがないのにと思って きましたが、皆さんの悲しみ・苦しみの中を生きていることに、胸が締め付けられる時を過ごさせていただきました。有難うございました。(加藤京子 女性 70代)
- もっと人にやさしくなりたい。父親にもっと心を傾けるよう。男同士、腹を割って話せる日が来ることを願って。(鮎雨男 男性 40代)
- 「今までも そしてこれからも ひとりじゃないことを 知ったわ」by「悲しみにさよならを」の歌詞。当にグリーフケアのつどいは、どうしようもない、 自分の中にある苦しみ・悲しみを語ることで、それが強さにかわってきていることを感じてきております。有難うございます。(かすみん 女性 30代)
- 皆さんいろいろな思いを抱えて生きていることを、また知りました。私も共に生きるということを考えつつ、歩んでみたいと思いました。(釋尼結心 女性 40代)
- 今、感じていることを話させていただきました。皆さんのお話を聞かせていただき、みんなひとつにつながっているのだと共感することがたくさんあり、今日も元気をいただきました。私たちの居場所。有難うございました。(藤森喜美子 女性 50代)
- 一人ひとりの大切な経験のお話、有難うございました。聞かせていただいて、たくさんのお土産をいただきました。今ここで気づかなかったことも、今後の生 活の中で、ふと思い出すことがあるような気がします。気づかせていただいたことをあたためていきたいと思います。有難うございました。(岡崎静香 女性 60代)
- 人はいろいろな問題を抱えながら生きている。そのことを強く感じる時間だった。でもだからこそ、言葉や生き様がその人に響く。そんな居場所を、人は心の奥底で求め続けている。(酒井義一 男性 50代)
存明寺グリーフケアのつどい