本川越駅、午後1時に存明寺の住職・坊守、そしてご門徒総勢27名が集合しました。これから行く川越への旅に心ひかれる様子の皆さんのお顔は、住職の今日の予定の説明に目を輝かせていらっしゃいました。
駅から法善寺さま(川越市・真宗大谷派)まで徒歩10分位の道のりを、30分かけてワイワイと散策しながら歩きました。そして法善寺のご住職さまによる法話は、日帰りの旅をより充実させられるお話であるように感じられました。
テーマは、「『観』の心~気づきを味わう歩み~」。「光を観ずる」という視点から、「観光」という言葉の真の意味についてお話をいただきました。「光を観ずる」とはどういうことなのか。観光を通じてどんな私を感じていくのか、観光を通じてどんなご縁と出会っていくのか、考えさせられる内容でした。
その後、蔵造りの街並みの散策と菓子屋横丁での昔のお菓子を懐かしむひととき。それぞれに食べ歩きやお買い物を、とっても楽しんでおられました。
さて、今日一番のお楽しみ、「いも膳」に午後4時半に到着しました。ビールやお酒を飲みながら、すべてがサツマ芋で料理されている懐石料理に、このうえない幸せを感じる瞬間は、まさに川越観光の醍醐味でした。法善寺のご住職のお話とは相当レベルが違うようですが・・・(-_-;)
存明寺ご一行ならではの、笑いの渦に満ちたいつもの盛り上がりで、2時間があっという間に過ぎ、この勢いは、二次会のカラオケ店に引き継がれ、長い時間、歌声と笑い声が響きわたっていました。
報告:藤井良子・釋尼香樹(存明寺世話人会)
親鸞と出遇うお寺
真宗大谷派 存明寺