報恩講 2015年
日 時 2015年11月2日(月)~3日(火)
講 師 伊藤元先生(日豊教区・徳蓮寺前住職)
テーマ 親鸞聖人を探し続ける
日 程 2日 2時:報恩講法要(逮夜) 3時:法話(伊藤先生) 5時:閉会
3日 12時:おとき 1時:法話(伊藤先生) 2時報恩講法要(満日中)
3時:門徒交流会
11月2日と3日、親鸞聖人につどう報恩講法要が行われました。
講師に伊藤元先生(北九州市・徳蓮寺前住職)をお招きし、
2日間にわたって、奥行きのある深いお話をしていただきました。
2日目には門徒感話が行われました。岡田真さん(世話人)
報恩講法要(満日中)のお勤めの最後には、
讃歌『回向』をご参詣の皆様と唱和しました。
3日にはおとき(精進料理のお食事)が参詣者に振舞われました。
親鸞聖人がお好きだったというアズキ、そのアズキを使ったお赤飯に
野菜の煮物や山芋と海苔で作った「かば焼き風」などです。
この「精進料理」が味わえるのは、5月3日の永代経法要と
11月3日の報恩講法要の年2回です。是非ご賞味ください。
講師の伊藤元先生は、昨年に引き続いてのご出講です。
ユーモアあふれるお話に何度も爆笑が起こり、
その中にも鋭くて深い言葉が身に響きます。
報恩講法話の語録は、下記の通りです。ご賞味ください。
【伊藤先生語録】
・浄土真宗は煩悩を聞いていく教え。
どんな煩悩があるのかを知っていく教え。
・困った問題が、
自分をさらに深めていくご縁になる。
・日々の暮らしの中で
ひとつも出会いがなかったなら
人生全体がわざわいとなる。
・諺(ことわざ)
ひとりの人が言葉を言った。
でも、それにうなずく人がいれば、
響きながら人々に伝わっていくのだ。
すべてが終了した後に行われた『門徒交流会』。
お酒をいただきながら2日間を振り返ります。
最後には、講師の伊藤先生を囲んで集合写真。
こうして2015年の報恩講が終了しました。
真宗大谷派 存明寺