グリーフケアのつどい 2016年秋 (第37回目)
日時 2016年9月24日(土)2:00~5:00
場所 真宗大谷派 存明寺
この日は1名の初参加の方を含め、合計13名の人々が集まって、
ひとつの場所をつくりました。
存明寺グリーフケアのつどいは、
大切な方を亡くされた人々のつどいです。
喪失や悲しみ・居場所をテーマとしています。
2007年9月にはじまり、今回で37回を数えました。
今までの延べ参加者数は、534名です。
★この日の音楽
『花束を君に』(作詞・作曲・唄:宇多田ヒカル)選曲:住職
毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く
ただ楽しいことばかりだったら
愛なんて知らずに済んだのにな
『stay in my heart』(作詞・作曲・唄:MISIA)選曲:貴大
stay in my heart ねえ いつか まるで指輪のように
私の一つになるの きっと この胸の痛みも 愛しさも
★この日のひとことコメントより
*「悲しい思いをさせてゴメン」彼女にそう思わせないように生きていきます。いつか褒めてくれると嬉しいな。
*皆問題を抱えながら懸命に生きている仲間なんだと感じ、それが歩むエネルギーになりました。
*心が疲れた時こそ、この場を皆と共有すべきだと、今日も思いました。
*人は皆孤独、孤独のみんなが集まると孤独でなくなると、そう感じた。
*話を聞いて声をかけてくださる方がいて、うれしかったです。
(以上抜粋、全文は下記に)
★ひとことコメント集 (グリーフケア 2016年秋)
2016年9月24日(土)のグリーフケアのつどいNO.37
◇「悲しい思いをさせてゴメン」彼女にそう思わせないように生きていきます。いつか褒めてくれると嬉しいな。stay in my heart。明日も一緒に生きていきます。(RYO 男性 60代)
◇皆さんのお話を聞いて、少し胸のつかえがやわらいだ気持ちになりました。前を向こうという気持ちになり、今日は参加してよかったと感謝しております。(佐藤友成 男性 40代)
◇自分の抱えている悲しみ苦しみなどの問題が消えるわけではないのに、消えてほしいといつも考えてしまう私がいるけど、問題を抱えたままどう生きていきたいか、どうありたいか、私をリセットさせていただいた時間になりました。有難うございました。(かすみん 女性 30代)
◇日々の生活の中では「あなたは何を思っているの?」と聞く場も話す場もないので、こんな時間は素敵でした。そして、一人ひとり違う話を聞くと、たくさんの同じが見つかり、安心するのが不思議です。そして、皆問題を抱えながら懸命に生きている仲間なんだと感じ、それがまた歩むエネルギーになりました。有難うございました。(あやさん 女性 50代)
◇知ってきたつもりでいても、新たに語られる思いに、また出会わせていただきました。その人の中に生き続ける人に、会ったことはないけれど、出会わせていただくという浮葉君の言葉・・・ほんとうですね。(釋尼結心 女性 50代)
◇人は皆苦しみもがきながら、必死に何かを見つけながら生きているんだなあ~と・・・・・・。心が疲れた時こそ、この場を皆と共有すべきだと、今日も思いました。参加できてよかったです。(オカムラ 女性 50代)
◇今日ほど皆さん全員のお話すべてが、大きく大きく頷く内容。大きな充実感に包まれました。人は皆孤独、孤独のみんなが集まると孤独でなくなると、そう感じた。(髙橋昭彦 男性 60代)
◇すごい雨の中、今日も存明寺では静かな時が過ぎて、皆同じ思いでひとつの心をつなぎ、やさしい気持ちでいられました。(恵月 女性 60代)
◇夏の間あんなに鳴いていたセミの声がピタリと聞こえなくなりました。9年前の夏、妻の淑子と東大の中を散歩した時も、セミの鳴き声がうるさいほどでした。今年の夏は孫の翼くんとセミガラ拾い&セミ採りをしました。時の流れを感じます。あれから8年経ってしまいましたが、いろいろありましたが、妻は私の心の中で今でも生きています。そんなことを思いながら一日一日を生き切ろうと。一日一日を大切にしています。(T・ハラ 男性 60代)
◇このつどいで話をするときは過去のことを話していましたが、今回は初めて今現在の自分の話をしました。自分の中でも整理できていないことをそのまま話しました。その話を聞いて声をかけてくださる方がいて、うれしかったです。音楽の時間を担当させてもらいましたが、曲を選ぶのはとても難しかったです。ですが、とても楽しい時間でした。(浮葉貴大 男性 20代)
◇今年はいとこの死、そして大切な友がカウントダウンに入っています。心がすごく重くなって、ここに来ても心の内を表現することができず・・・。しかし、いとこのこと、友人のことを粛々としていくことにします。(シミズ 男性 70代)
◇皆さんの悲しみを聞かせていただき、そのすべての悲しさに頷ける自分がいました。ありのままの自分の思いを話せるこの居場所にご縁をいただいたことに感謝です。(釋尼歓喜 女性 60代)
◇今日は一人ひとりの歩みをじっくりと聞けた日でした。言葉に重みがあり、ずしんと響きます。頷くことがたくさんありました。現実は変えることができない。その現実を担って生きていく力よ、みんなに、そして自分に。(酒井義一 男性 50代)
以上ひとことコメントでした。(氏名・本文のHP掲載許可は、いただいております)
◆最後に、「存明寺グリーフケアのつどい」 これからのご案内
※3か月に一度の開催。約3時間のつどいです。
※皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
2016年(平成28年)
12月17日(土)午後2時~5時
2017年(平成29年)
3月25日(土)午後2時~5時
6月24日(土)午後2時~5時
9月30日(土)午後2時~5時
12月16日(土)午後2時~5時
会場: 真宗大谷派 存明寺にて
東京都世田谷区北烏山4-15-1
京王線「千歳烏山駅」北口より徒歩20分。
井の頭線「久我山駅」より徒歩20分。
京王線「千歳烏山駅」北口より関東バス「久我山病院行き」にて「寺院通り3番」下車
会費:500円(茶菓子の点心付きです)
連絡先:03-3300-5057(住職 酒井義一)
親鸞と出遇うお寺
真宗大谷派 存明寺