グリーフケアのつどいでは、毎回、参加された皆さんにひとことコメントを書いていただいています。
今までに参加された皆さんのコメントをご紹介します。
このつどいの様子が伝わればと思っています。
※ご本人から本名・ペンネームの公表許可をいただいています。
■存明寺グリーフケアのつどい 2015年3月28日(土)
第31回 天気:晴れ 参加者:21名
この日は5名の初参加を含む合計21名の人々が集まって、ひとつの場所をつくりました。
この日の音楽: 「拝啓~十五の君へ」(アンジェラ・アキ) 選曲:鮎雨男
◇初めて参加させていただきました。いろいろな思い、さみしさ。自分には気づかなかった気持ちなど、皆さんのお話を聞けて、少し気づけたような気がします。有難うございました。話す場所、泣ける場所があることは、ありがたいです(J・E 女性 40代)
◇「グリーフケアのつどい」。この場にいられたことに感謝します。参加されていた方一人ひとりのお言葉が胸にしみて、涙がとまらないひととき・・・。心開いて話す時、悲しみが愛しみととなり、心をうるおしてくれました。(入江杏 女性 50代)
◇他者の話を聞いて涙が流れる。そして自分の話に他者が涙してくれる。そんな場が私にはあるのだと心強く感じた。悲しいことは忘れることができないが、そのことを共感できる場に感謝します。(小林和子 女性 60代)
◇自分の悲しみ、辛さを素になって話せるこの場は4回目になります。他の方々のお話を聞き、自分に向き合うこの機会をとても大切に思います。(齋藤 女性 50代)
◇今日は多忙で、出席を断念しようと思っていました。でも、やっぱり参加してよかったです。いつも得られるのは、皆さんの話を聞き、共感し、自分だけでは ないと思える考え方。涙を流しっぱなしですが、私はこのグリーフケアのつどいが自分を救ってくれます。(naomix 女性 40代)
◇悲しみと共に生きていくことは大変だが、その悲しみを語ることで他者と共感したり、つながっていくことの大切さを学ばさせていただきました。有難うございました。(男性 30代)
◇今日はこのグリーフケアに来て、とてもよかったです。誰かがおっしゃられた「一生辛さは消えないけれど、悲しみと共にこの先も生きていく」ということが 少し理解できました。そして、この先、生きていくため必要なのは、自分の中のプライドだと思いました。(遠藤民 男性 40代)
◇先に逝った人への思いは、尽きることがないんだと思います。一回一回エネルギーがいりますが、妹が教えてくれたこと、母が教えてくれたことを、これからも機会があれば、語り続けていこうと思います。(山本早苗 女性 50代)
◇日常の生活に埋没している私ですが、この時間は「非日常」に引き戻され、「ていねいに生きること」を求めてくる。(D51 男性 60代)
◇人の悲しみは比べられないということを、今日また実感しました。この抱えた思いを人に伝えるだけで、前に歩けるということもまた、実感させていただきました。(結心 女性 40代)
◇皆さまのつらいお話などお聞きしていると、自分ですと耐えられないかもしれないと思われるようなことも、懸命にお話してくださり、心打たれます。その方々が心穏やかに過ごしていかれますよう、お祈りいたします。(濱角敏子 女性 70代)
◇グリーフケアで出会う言葉は、これから生きるためのエネルギーです!今日もたくさんの言葉に感謝!有難うございます。(髙橋昭彦 男性 60代)
◇皆さんの一言ひとことが、自分が語る心の中に秘めた言葉でありました。今日は自分が前に進むためには、ある行動をしなくては前にすすむことができないのかなあ~と実感しました。(オカムラ 女性 50代)
◇ただ悲しい、何が悲しいのかわからない。母を亡くした時も、そして今も自分は同じ気持ちです。これからはその気持ちをもって生きていく勇気を持てました。(鮎雨男 男性 40代)
◇私は近しい人を亡くしたことはないけれど、その時が来たら、この会のような場で自分の思いを誰かに話せばよいのだと、死というものに対する不安がやわらいだ気がします。こういう場があることが、とてもありがたいです。(浮葉貴大 男性 20代)
◇私と同じ思いを抱えていらっしゃり、この状況を皆さまと一緒にお話し合いながら、生きていけたら幸いでございます。南無阿弥陀仏(女性 70代)
◇たくさんの悲しみに出会わせていただき、その悲しみを安心して話せる場所がある。胸の内を他では話せないけど、ここなら安心して話せ、共有していただける。今日も力をいただきました。有難うございました。(釋尼歓喜 女性 60代)
◇今年の2月に七回忌をさせていただきました。もう6年も経ったのかと思います。妻はもういませんが、妻の思っていたこと、感じていたことが少しづつ分 かったような気がしてきたと思ったら、妻のやっていた家事や習慣が、私や娘を通して、実はやられているんだと実感しました。キッチンの流しの水道周りや食 卓の上の片づけ、洗濯のやり方、たたみ方。そんな日常の些事に幸を感じていた妻はすばらしい生活者だと思います。(原知克 男性 60代)
◇本日のグリーフケアは中身の濃い話がたくさんありました。皆さまの話を糧にして明日からやっていきます。毎回乱筆で申し訳ありません。(清水厚 男性)
◇今日はお連れ合いを亡くされた女性がほとんどでしたね。なぜか、私の周りの未亡人は「せいせいした」などと嘘でも冗談でも言ってはいけない言葉を発した り、即刻愛用の遺品を棄て切って、遺産(お金)だけもらって豪遊したりしているエグい人ばかりなので、皆さんの愛されていたご夫君たちはなんて幸せなんだ ろうと感動しました。でも愛が深かった分、別れは辛いわけで…。何もかもがうまくいきませんね。(谷口寿々子 女性 50代)
◇大切なひとりを失うことのつらさ、悲しみの深さ。人々の流す涙に出会って、痛感した。でも、それだけじゃない。人間っていとおしい。涙を流しながら、もがいて、歩みだそうとするから。そのことも痛感した。(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2014年12月20日(土)
第30回 天気:晴れ 参加者:13名
この日は13名の人々が集まって、ひとつの場所をつくりました。 この日の音楽:「悲しみにさよならを」(ダ・カーポ)選曲:アツシ |
◇誰もが皆、問題を抱えている。そして苦しみ・悲しみからいろいろなことを学んでいくんだと……、だから今を大切に生きるんだと、今日学びました。素敵なこの場がいつまでも続きますように願います。(オカムラ 女性 50代)
◇静かな時間の中で、一人ひとりの思い出を語り、各人の悲しみを、少しづつ流し出す。そして、思いやりを紡ぐ貴重な時間を、今日もいただきました。(恵月 女性 60代)
◇久しぶりに人前で本当の自分のことを語ることができました。いのちをかけて遺してくれたものと、これからも共に歩んでいく勇気が生まれました。こういう 「時間」と「場所」を一緒に過ごしたい人の顔が、思い浮かびました。自分のグリーフケアも含め、自坊でこの場を開いていこうと思います。スタッフの皆さ ん、お支度や段取り、有難うございました。(渡辺元浄 男性 30代)
◇場所作り。みんなで作る。素晴しい場所、そして時間を。共有し共感して、また「場」と「時」に、今日も感謝!(髙橋昭彦 男性 60代)
◇妻淑子の七回忌が来年2月に来ます。早いものです。普段はほとんど妻のことを忘れていますが、グリーフケアのつどいの時は、いろいろ思い出します。今日 「一人ひとりの時間」で、Fさんが本や人の話の言葉が「連れ合いが言ってくれているように思えてきた」それと、「連れ合いの良いところだけが思い出され る」、とおっしゃっていました。ご住職は「受け継がれるべきことのみが伝わる」とまとめられていましたが、本当にそうだと思います。よい言葉や教えだけが 伝播して広まるのだと思います。淑子が背中の後ろから見守ってくれていると確信しているこの頃です。(原知克 男性 60代)
◇亡くなった本人が一番つらかったのではないですか。亡くなった人の生き様がよみがえってくる、の話がよかったです。(清水厚 男性 60代)
◇身近な方を亡くされた悲しみ・辛さが、身にしみました。今朝から迷って、迷いながら来ました。私には、今は悲しみ・苦しみを話すことがないのにと思って きましたが、皆さんの悲しみ・苦しみの中を生きていることに、胸が締め付けられる時を過ごさせていただきました。有難うございました。(加藤京子 女性 70代)
◇もっと人にやさしくなりたい。父親にもっと心を傾けるよう。男同士、腹を割って話せる日が来ることを願って。(鮎雨男 男性 40代)
◇「今までも そしてこれからも ひとりじゃないことを 知ったわ」by「悲しみにさよならを」の歌詞。当にグリーフケアのつどいは、どうしようもない、 自分の中にある苦しみ・悲しみを語ることで、それが強さにかわってきていることを感じてきております。有難うございます。(かすみん 女性 30代)
◇皆さんいろいろな思いを抱えて生きていることを、また知りました。私も共に生きるということを考えつつ、歩んでみたいと思いました。(釋尼結心 女性 40代)
◇今、感じていることを話させていただきました。皆さんのお話を聞かせていただき、みんなひとつにつながっているのだと共感することがたくさんあり、今日も元気をいただきました。私たちの居場所。有難うございました。(藤森喜美子 女性 50代)
◇一人ひとりの大切な経験のお話、有難うございました。聞かせていただいて、たくさんのお土産をいただきました。今ここで気づかなかったことも、今後の生 活の中で、ふと思い出すことがあるような気がします。気づかせていただいたことをあたためていきたいと思います。有難うございました。(岡崎静香 女性 60代)
◇人はいろいろな問題を抱えながら生きている。そのことを強く感じる時間だった。でもだからこそ、言葉や生き様がその人に響く。そんな居場所を、人は心の奥底で求め続けている。(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2014年9月20日(土)
第29回 天気:晴れ 参加者:13名
この日は13名の人々が集まって、ひとつの場所をつくりました。
この日の音楽:「日々」(吉田山田)選曲:ヒロミ 「JUPITER」(平原綾香)選曲:アキヒコ
◇グリーフケアに参加して、自分自身の気持ちに向き合えます。日常が流れていく中で、閉じていたふたがあき、悲しみがどっとあふれてきます。(齋藤 女性 50代)
◇人は大切な人を亡くすと、その心に自責の念を抱くもの。そのことを、今痛感している。でも同時に、このような心も抱く。「同情されるのはイヤだ」「亡く なったことにも意味があったと言いたい」「恥じない生き方をしたい」そのことにうなづく今。このつどい。(酒井義一 男性 50代)
◇いろいろな思いを胸に抱えながら、皆さんが生きておられる。この場に足を運び、思いのたけを話させていただく。来るときは気が重かったのですが、今は気 持ちが楽になっています。グリーフケアのつどい、この場は私たちの居場所です。力を張って生きていかなくてもいいのですね。(藤森喜美子 女性 50代)
◇いつも思う。死んでいった人も辛かったと思うけど・・・遺された人はずーっと消えない悲しみを持ち続けるのだと。(恵月 女性 60代)
◇存明寺グリーフケアに参加させていただき、毎回心の勉強になります。妻の話を聞けて、本当にびっくりしました。(清水厚 男性 60代)
◇「孤独です」と言われた方々がいらっしゃいました。マザーテレサの言葉で「この世で一番悲しいことは貧しさではなく、自分は孤独であると感じること」人に寄り添って共に生きる大切さを今日も改めて感じました。(釋尼結心 女性 40代)
◇悲しみは消せない。充分わかっていることだが、これがなかなか難しい…。だから悲しみと共に生きていく。でも辛いなあ。グリーフは多様である。参加された方々の貴重な話、今日も涙を流してすがすがしい気持ちになれ、感謝です。(髙橋昭彦 男性 50代)
◇今日は『最後だとわかっていたなら』という言葉に出会いました。私もたくさんたくさん伝えたい言葉があります。こんな思いを伝えることができたなら、こ んなに苦しむことはなかったのではないか、と今少し思います。今日はいろいろと気づかされた一日でした。やはりグリーフケアは大切な場と実感しました。 (オカムラ 女性 50代)
◇「さよならのない別れ」という言葉を聞いて、「いま」という時間がいとおしいと思いました。(デコイチ 男性 60代)
◇今日は今自分の思ったことを言えてよかったと思いました。また主人にもお礼が言えてよかったと思いました。(清水幸江 女性 60代)
◇自分ひとりではどうにもならない悲しみがある。これからも続くかもしれない悲しみですが、グリーフケアの場は悲しみから回復させてもらえる大切な場です。(鮎 雨男 男性 40代)
◇本日も参加させていただき、有難うございました。前回から3か月しか経っていませんが、他の参加者のお話から得られた新しい気付きもありましたし、今回 も意義深いひとときでした。悲しみに満ちた生々しいお話を聞いて、力づけられるというのもなんだか他人の不幸を糧にしたみたいで、ちょっとイヤな感じもす るのですが、お許しください。悲しみから立ち上がる「戦友」として。(SUZUKO.T 女性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2014年6月21日(土)
第28回 天気:晴れ 参加者:20名
この日は初参加の方4名を含め20名の人々が集まって、ひとつの場所をつくりました。
この日の音楽:「今どこにいますか」(加藤登紀子) 選曲:住職
「逢いたくていま」(MISIA) 選曲 : 直実さん
◇2回目の参加です。家の中では悲しみを遠ざけています。こちらでは皆様のお話をうかがい、自分の話をすると、それが一気に涙となってしまいます。でも、少し元気になって帰れます。(齋藤 女性 50代)
◇皆さん、飾りのない心からほとばしるような真の言葉を、振り絞るような声で 語られ、喪失の内容はそれぞれ違っていても、その思いの深さ、悲しみの大きさに共有できた気がして、あたたかな気持ちになりました。参加させていただきま して、有難うございました。(すーちゃん 女性 50代)
◇いろいろな悲しみを抱え、つらい思いをされている方々のお話を聞かせて頂き、ここグリーフケアのつどいは私たちの居場所だとつくづく思いました。このご縁、大切にさせていただきたいと思います。(藤森喜美子 女性 50代)
◇『逢いたくていま』の歌で、「もう二度と逢えない」とか「戻りたい…あの日あの時に叶うのなら」の詞を聴いていたら、急に涙が出てきました。大事な人と別れなければならない時、自分が壊れてしまうのではないか…怖いです。(カサイシ 男性 40代)
◇皆さんのお話を聞きながら、7年前の夫の死を思い出しました。私も毎日苦し くて、呼吸することも苦しくて、これからの自分の生き方を必死に探して、そして言葉を探して、そんな時グリーフケアという言葉に出会いました。今は私に とって、とても大切な場と、救われた場と、なっています。(オカムラ 女性 50代)
◇死別以外のお話にも、深い悲しみや苦しさのお話を聞いて、みんないろんな思いを抱えているんだなと思いました。(麻生 女性)
◇最近やたらと人を殺す事件が多く、悲しいことです。いのちの大切さというものをもっともっと知ってほしいと、日々腹立たしく思っています。どうしてこんな恐ろしい世の中になってしまったのでしょうか。(女性 70代)
◇妻が逝ってから5年4カ月、来年は7回忌。早いものです。この間、多くの 方々のお支えがあって、そこそこ立ち直れたんだと思います。そのうしろでは、きっと妻が見守って、力を貸してくれたんだと思います。見守ってくれている し、妻の思いが私の体の中に入って、妻の思いが私の行動になっているのかも知れません。(原知克 男性 60代)
◇人は皆、口には出さないけど、心に苦しみや悲しみをいっぱいもって、抱え込んで生きていると、今日も感じさせていただきました。今日のお話の中であらためて一人ひとりの思いを分かち合うことの困難さ、大変さ、大切さを知りました。(釋尼結心 女性 40代)
◇人生に突然現れる大きな悲しみ、その悲しみによって自分の人生も変わり、また成長にもつながるという。すべては決してムダではない。(女性 70代)
◇今日も悲しみの深さを知りました。私だけでなく、周りの人々にもそれぞれ心の中に、人には言えない悲しみをもって、毎日を送っているのですね。(恵月 女性 60代)
◇死というテーマとは違いますが、生まれつきの持病(経度ADHD)のこと、 誰にも言えない、言っても理解されない苦しみを発言させていただく場所を、本当に有難うございました。ADHDごときの病気なんざ、ノウハウがなければ、 ただ単に作ればよいのだ。もしかしたら、次回こちらで皆様とお会いする時には、完全に病気の身をクリアしているかも知れませんので、乞う、ご期待下さいま せ。(松本崇 男性 30代)
◇今日はこの「世田谷」は「烏山」の地に足を運び、あたたかい心の人たちに出会えましたこと、心より感謝しております。存明寺の大きな、大きなケヤキの樹に見守られつつ…。(入江杏 女性 50代)
◇グリーフケアとは死別体験をしている人たち向けだ、と思い込んでいる自分に 気づきました。でも、グリーフは誰もが持っている感情だと。普段感じてしまうとつらくなるから、みんなわざと忙しくしたり、考えないようにしているんだと いうのが腑に落ちました。語れる場、語る勇気のある人たちに出会えて少し楽になりました。(かすみん 女性 30代)
◇本日は家族とも話さないことを言ってしまいました。この会に来てとてもよかったです。有難うございます。(清水厚 男性 60代)
◇日々の暮らしで感じたことを夫婦で語ってみたい。そんなことができないことが切ない。夫が死んだ時、悲しむことができるのだろうか。私は薄情なのか?分からない…。(大塚 女性)
◇人は皆、悲しみを抱いて生きている。その悲しみは誰にも伝えたくない。で も、誰かに伝えたい、聞いてもらいたいのではないかと思う。「グリーフケアのつどい」は、皆、話を聞いていただけるつどいと毎回強く感じる。そして、生き る力をいただける、ありがたい「場」である。(髙橋昭彦 男性 50代)
◇参加4回目です。悲しみ・苦しみは、また突然やってくるでしょう。けれどもこの場があるという安心感は、とても心強いです。(鮎雨男 男性 40代)
◇今回もまたまた勉強になりました。いろいろな悲しみがあるとは分かっていて も、涙を分かち合う人が必ずいるとは限らず、ひとりで泣いていることが多いです。このグリーフケアのつどいは、そんな自分を気兼ねせず表現できて助かりま す。この会に集まる方々と住職様の考え方に感謝です。(戸川直実 女性 40代)
◇みんなそれぞれに荷を背負いながら生きている。それがどんな荷なのかを、自 分を語ることを通してちゃんと知っていくこと。そして、隣りの人も荷を背負いながら、それでも今を生きようとしていることを発見していくこと。それがこの 場のいのち。大事にしたい。大切にする!(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2014年3月22日(土)
第27回 天気:晴れ 参加者:16名
この日は初参加の方5名を含む16名のご参加がありました。
音楽鑑賞の時間 最初 「春の雪」(やなせなな) 選曲:酒井義一住職
最後 「世界に一つだけの花」(SMAP) 選曲:原 知克さん
◇人に話したくない話だからこそ、人に聞いてほしい!それが叶う場所が「グリーフケアのつどい」の「場」です。この「場」から、生きる力を毎回いただき、ただ感謝です。(高橋昭彦 男性 50代) ◇
主人が他界して9か月。涙が止まらない日がまだまだあります。悲しくて悲し くてどうしようもない。そんな時にグリーフケアのつどいで「悲しみは乗り越えなくていい」という言葉に出会いました。このグリーフケアで毎回たすけられて います。この悲しさは主人そのものであり、一生一緒に生きていくんだと思っています。今日帰ったら仏壇にそう報告します。(naomix 女性 40代)
◇久しぶりに大きな涙を流すことができた。心の中にたまっていたものがすんなりと出せる場であるこの場が、私にとって大切な場であります。主人を失ってしまったことはとても悲しいことです。忘れずにいようと思います。(小林和子 女性 60代)
◇初めて会に参加させていただきました。昨年11月に主人を亡くし、意欲が低下し、家の中にこもる日々を過ごしています。皆様のお話を聞き、自分もお話をし、涙し、少し元気がいただけたような気がします。(齋藤 女性 50代)
◇今日は尊い時間に同席させていただきまして本当に有難うございました。いつ までもヒリヒリするような癒えない傷を持たれている皆さんのお心に、他人事ではなく我がこととして、ずっと寄り添っていける宗教人でありたいとの思いが、 いっそう強くなりました。ありがとうございました。(泉弥生 女性 30代)
◇親しい人を亡くしたことはないけれど、皆さんの話を聞いて、いつかその時を迎えた時に、後悔することのないようにしようと思った。(浮葉貴大 男性 20代)
◇今日も一日静かな時が流れ自分のことやいろいろの大切なことを思い出す時間をいただきました。(恵月 女性 60代)
◇生きていることが辛いと感じる日々がやってくるとは誰も気づかずに過ごしていると教えていただきました。ではどう生きるべきか。「言葉にして伝えていく」いろいろなことを気づかされます。有難うございました。(釋尼結心 女性 40代)
◇パパに会いたいな。ママに会いたいな。何年たっても、いくつになっても、そう思います。恥ずかしながら。ここに来て、たくさんの言葉に出会い、想いに出 会い、「会いたい」と思う自分を、「それでもいいのかな」と思える最近です。いつも有難うございます。日々いろいろありますが「この場がある」と思うこと は、喜びのひとつになっています。(庵恵里子 女性 50代)
◇お一人おひとりのお話をよく聞かせて頂いてありがたかったです。ありがとうございました。(女性)
◇みな人それぞれの悲しみを抱えていることにあらためて気づかされました。死 という別れを忘れることは、なかなかできず、苦しみ悩む多くの人がいる。心に思うことを言葉にすることで、少しでも悲しみを減らすことができれば、グリー フケアも意義ある場だと思います。(松本維邦 男性 40代)
◇改めてグリーフケアの場が大切であると認識しました。人の話を聞くこと。そして自分の考えを話すこと。今まで思っていたことに+αが付いて、また自分の思いや考え方がクリアーになっていくのだと、そんな風に思いました。(原知克 男性 50代)
◇今回お伺いしますと、いろいろな勉強をさせていただいています。存明寺さんへお伺いしますと、気持ちが休まれます。(清水厚 男性 60代)
◇周りから理解されがたい私自身の「死を考える」「先人からの教訓」を、いやな顔せずに最後まで真剣にお聞きくださり、誠に有難うございました。(感涙)(松本崇 男性 30代)
◇本日はこの場に共にいられましたこと、大切な宝物になりました。失ったこと を愛おしく思うことも、今出会っていること・人を宝としていただくこと両方、私にとって大切なことだと感じています。また、今後子どもたちのグリーフサ ポートに関わる人間として、自分自身のグリーフを受け入れた分だけ、他の人のことも受け取れると研修を受けた際に聞いた言葉が、腑に落ちました。「思いを 言葉にして伝える」「話すことは手放すこと」印象に残っております。有難うございました。(田邊恵美子 女性 50代)
◇人は悲しみをいだく。でもそれ故に悲しみが人と人とを結ぶこともある。今日はそのことを強く感じる日だった。悲しみが課題へと深まり、力となって人は歩き出す。その道をこそ探したい!!(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2013年12月21日(土)
第26回 天気:晴れ 参加者:15名
この日は初参加の方3名を含む15名の皆さんと一つの場を創りました。
音楽鑑賞の時間 最初 「からたちの小径」(島倉千代子) 選曲:酒井浩美さん
最後 「アンパンマンのマーチ」 選曲:岡田香澄さん
◇こういった会があることを知って、いつか自分 が大事な誰かを亡くして、悲しみや思いが抱えきれなくなった時に、ここに来て話を聞いてもらえばいいのだと分かり、気持ちが少し楽になりました。アンパン マンって親鸞聖人に似てる。いつもそばにいてくれる感じがする。(浮葉貴大 男性 20代)
◇身内の方を亡くされた方々のお話を聞かせていただき、今の自分のしあわせを改めて感じました。これからも存明寺さまの集まりに参加させていただき、自分を見つめていきたいと思います。(山田一明 男性 70代)
◇自分がいていいんだと思える「場」がなかなかない中で、このつどいには自分 を安心してさらけ出せる「場」があると感じた。「ひとりで抱え込まないで」と言ったり、言われたりすることがあるが、自分を丸ごと出せる場がどれだけある だろうか?ここは大切な居場所である。(無記名 男性 40代)
◇静かな時が流れ、帰りには少し皆に微笑みが戻る気がします。(恵月 女性 60代)
◇頭で考えること。学校や社会が教えてくれたこと。それを一生懸命に覚えて、 記憶が良いかどうか競ってきたが、どうもそれだけでは変だぞ!と思うようになってきた。トレーニングして体を使って覚えたことも大切なんだな!そんな思い をここ数週間思うようになってきました。お経を唱えたり、毎日のお朝事やお夕事を行う習慣を続けるトレーニ
ングが、人生の悩みを減らす方法なのか…。そん なことを考えています。(原知克 男性 50代)
◇悲しくてつらくて、ポッキリ折れてしまうことがあっても、自分の居場所があれば生きていける。グリーフケアの場は、自分の居場所です。(高橋昭彦 男性 50代)
◇死別という辛い現実を忘れることなどできないと思っていましたが、時が過ぎ、ふと気づいたら一歩一歩前に進んでいる自分に気づきました。背中を押されているのかなあ~(オカムラ 女姓 50代)
◇私やっぱりこの場所が好きです。いつの間にか私自身にとってかけがえのない場所となりました。生きることへの真剣さが漂う場所だからです。(酒井義一 男性 50代)
◇人は本当に出会ってみないと、心の中に抱えるものには出会えないと感じました。「大切なものは目に見えない。心で見ないとね」この言葉が、やっぱりと思わせていただきました(釋尼結心 女性 40代)
◇飾ることのない、ありのままの自分を話させていただき、受け止めていただける。この会は本当に私の居場所です。改めて今日そのように感じました。有難うございます。生きていく力をいただきました。(藤森喜美子 女性 50代)
◇悲しみは時が経つとうすらいでいくわけではない。その悲しみと向き合って、今、これからを生きてゆきたいです。(鮎 雨男 男性 40代)
◇苦しみ悲しみ空しさは変えられないが、未来は変えられるはず。苦しいながらもそう思いました。有難うございました。(かすみん 女性 30代)
◇手さぐりで進んでおります。念仏のむじゅんが多すぎてます。(? 女性 70代)
◇グリーフケアの言葉に悲壮→強く前途を見据える気持ちを表すことを知って、生きている役割を考えてみなくてはと気づかされて、有意義に感じました。(荒井治子 女性 80代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2013年9月28日(土)
第25回 天気:晴れ 参加者:20名
この日は初参加の方5名を含む20名のご参加がありました。
音楽鑑賞の時間 最初 「精霊流し」 選曲:D51さん
最後 「見上げてごらん夜の星を」 選曲:高橋昭彦さん
◇存明寺へお伺いしますと、心がとても静かになり、とてもいい気分です。(清水幸江 女性 60代)
◇迷いに迷って当日の朝に決めた参加でした。天国にいる主人のことは毎日毎日思い出していますが、このグリーフケアのつどいに来ている方も同じ思いをされ ていることを知り、安心いたしました。思い切り泣きたい、思い切り話したい、そう感じているなら、次回も参加したいと思います。(naomix 女性 40代)
◇皆さんのお話を聞かせていただき、私自身の思いを聞いていただき、頷いていただき、今日もいっぱい涙を流しました。そして、力をたくさんいただきました。グリーフケアのつどい、有難うございます。(藤森喜美子 女性 50代)
◇夫がなくなり、もう6年もたつのに、元気になったはずなのに、こんなに涙が出てきてしまうのかが解りません。時が経つと同時に、自分の年も増し、淋しさも増している今日この頃です。またこの場に感謝しています。(オカムラ 女性 50代)
◇今日も素晴しい会に出席できて本当に良かったです。有難うございました。(竹谷タケ子 女性 70代)
◇今日初めて参加させていただきました。ご住職のお話にあった「贈り物」、主人からの贈り物を大事にしていきたいと思います。(女性 50代)
◇今日は涙の止まらない日でした。季節がそうさせるのでしょうか。淋しくてたまらない‼ 同じ思いを一緒に涙できる人たちがいることに感謝です。自分の話すことに心を傾けてくださる方がいる。この場が大切です。いつまでも参加できますように。(小林和子 女姓 60代)
◇どんな人も拠りどころを求めている。私自身も。でも、こんなことを話してよいのだろうか?と迷いながらも生きているんだということを深く感じました。 「ありのままを受け入れる」。」難しいことですが、改めて前を向きながら、このことをかみしめて歩んでいこうと思います。(女性 30代)
◇パパ、ありがとう。きっと今も「心配だ」ってそう言いながら、こんなにたくさんの出会いと気づきを私にくださっているのですね。こんなに数々の人とのご縁をいただき、皆さんのお言葉で大切な気づきがありました。有難うございました。(藤野 女性 40代)
◇楽しかったことは忘れるのに、悲しいことは決して忘れない。(D51 男性 60代)
◇大切な方を亡くされた方と話すことの大切さ、聞くことの大切さを今日も改めて感じました。(釋尼結心 女性 40代)
◇「話す」ことは「手放す」ことである。心に残りました。私の父が亡くなったことを改めて受け止めなおした。久しぶりに父に遇った気がします。ずっと応援してくれてるんだね。ありがとう。(堀川秋芳 男性 30代)
◇かみさんとは最後の言葉の中で「そっちに行っても通信で連絡してね」と言って約束しましたが、まったく連絡がありません。夢にも出てきませんので、悩み ましたが、そのうちに分かりました。かみさんはあっちの言葉「仏語(ほとけご)」でしゃべってくるので、私には到底理解できません。たぶん仏語は「虫の知 らせ」や「気づき」で知らせてくるんだと結論付けて理解しております。最近これは淑子からのメッセージだな!が多くなりました。そして「そうか、これでい いんだ」と思うと、淑子の意志が体の中に入ってくるような、そんな感じがしています。後ろからも見ていてくれるし、体の中にも入ってきてくれる、淑子の見 守り効果はバツグンです。(原知克 男性 50代)
◇今日もたくさんおきれいな涙を流すことができました。感謝しています。(高橋昭彦 男性 50代)
◇つらいことだけれども、人は悲しみを抱く。でも、その悲しみを語る姿は、とても尊い。まるで、生きようとする力が、背中を押しているかのようだ。(酒井義一 男性 50代)
◇皆さん、人生いろいろ、悲しみもいろいろあります。自分だけではないと思える安心感がありました。(茶坊主 男性 40代)
◇人は悲しみが多いですね。楽しいことは少しです。でもその少しの楽しみのために生きています。(清水厚 男性 60代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2013年6月29日(土)
第24回 天気:晴れ 参加者:30名
この日は30名もの方々にご参加いただき、いつもと変わらぬあたたかな場を作りました。 遠くは京都や名古屋から、死別体験者・教団関係者・原発避難者・・・、30代から80代までが集まられました。
音楽鑑賞の時間 「空に星があるように」 選曲:小林和子さん
◇悲しみを真剣にちゃんと聞いてくれる人がいる。相手の悲しみに涙してくれる人がいる。安心して語れる相手がいる。安心して語れる場所がある。そんな場があれば、人は力強く生きていけるのだと、感じた。(梁河文昌 男性 40代)
◇初めてうかがってから2年が経ちました。場を共にする方が悲しみと向きあい、生きていかれる様子が、また自分の生きていく力を支えてくれているように思えます。場の力、共感の力、人の生きる力に感謝です。(庵恵里子 女性 50代)
◇誰にでも悲しい思いがあるということを、改めて知ることができました。いつまでも泣いてばかりいては、主人はあちらの世からきっと悲しんでいることでしょう。(二瓶武子 女性 70代)
◇泣きたかった、本当は。いっぱい、いっぱい涙を流して、悲しみに向きあいたかった。でもそれができなかった。泣いてる暇などなかった。やっとやっと泣く 余裕ができた。泣くことに、悲しみに身をゆだねる時間ができた。泣かずにいた間、ずっとずっと心の中に湿った花火を抱えていた。泣けてよかった。泣いたら お父さんに出会えた。(祖父江佳乃 女性 40代)
◇言葉にならない気持ちが言葉になる時、人は少し癒される。そして、その言葉が呼び水となって、言葉にならない気持ちがまたひとつ言葉になっていく。それを場の力というのだろう。私はそういう場作りをしてみたい。皆さんの力を借りながら。(平野喜之 男性 40代)
◇大切な人を失った悲しみはずっとずっと消えないが、つらい悲しみが自分を強く優しく育ててくれたような気がします。(藤堂織慧 女性 50代)
◇悲しみをきちんと悲しみ、大切にすることが、心の痛みをいたわってくれる。そのことを実感しました。(D51 男性 60代)
◇本日は有難うございました。悲しみの種類は様々あることがわかり、人と接する時に役立てられそうです。グリーフケアの場は自分自身を見つめなおす良い機会です。また参加させていただきたいと思います。(鮎雨男男性 40代)
◇今日はいろいろな話を聞けて大変役に立ちました。また参加させていただきたいと思います。本当に有難うございました。(男性 30代)
◇昨年11月より妻の妹の夫が大病しまして、私たち家族も巻き込まれました。妹の気持ちがあまりにも他人事で大きなショックを感じました。私はお寺に参加 していたので、あまりそのことに引きずられず良かったです。こちらがノイローゼになるようでした。(電気屋 男性 60代)
◇初めて参加させていただきました。辛い悲しい気持ちを口に出すこと、本当に必要なことだなと思います。私も兄がなくなり、心にある辛さなどを口にする場 がないことがとても苦しい時もあります。大切な人を亡くした人は、口に出すことができない人たくさんいると思います。私のお寺でもグリーフケアができたら いいなと思いました。有難うございました。(女性 30代)
◇どうしてこうなるの?どうして私だけこんな思いをしなければいけないの?そんな思いを抱えていた自分を忘れていました。どうしてそうなったか、それはそ れを感じてしまうと、つらくてつらくて、生きる苦しみを感じたくなかったからだと、今思っています。また、悲しみや苦しみは自分だけではない、みんなそれ ぞれ違いますが、持っていることに気づきました。参加できたことに感謝します。(かすみん 女性 30代)
◇人は生まれながらに悲しみを抱え込んでいる。でも大人になる程、人前では表に出さなくなってきて・・・。この場では皆さんの前で涙を流して、泣いていいのです。(釋尼明響 女性 70代)
◇最近妻のことを忘れることがずいぶん多くなりました。でも思い出す時は前よりも鮮明です。結構細かいことも「ああ、こんなこともあったな」なんて思うこ とが増えました。一段落した感があります。娘も妻のコピーになってますし、妻のいた会社では妻の後輩の方たちが妻のことを覚えてくれているし、妻はいろい ろなところで生きていると思えるようになりました。2月になると東大の梅の花になって帰ってきますので、楽しみです。(原知克 男性 50代)
◇「悲しみや苦しみの答えを見つけるのは、親鸞の言葉でもなく、探して見つけることでもない」このような場からこそ見つけることができるこのグリーフケアの場をこれからも大切にしていきたいと強く強く今日も思いました。(オカムラ 女性 50代)
◇悲しみはあって当たり前なこと。自分の中の悲しみに目を向け、受け止めること。忘れずにいたいと思います。それが、人の悲しみや悩み・迷いに目をそらさ ず受け止められる唯一の方法だと思います。この場にお出会いさせていただいて良かったです。また来たいですが、次は夫(私の父)を亡くした母(女性住職) にも来てほしいと思います。(桐山千里 女性 30代)
◇「悲しみが生きる力になる」大切な人を亡くした悲しみを大きく感じている今、生きていることが力になっているのでしょうか。まだまだ実感としてないが、 確実に私は生きています。その継続が力になるのでしょうか。今を考える場が大切と思い、これからも参加したいです。そして大切な場となっています。(小林 和子 女性 60代)
◇残されたものが元気に生きていくことが大事だと思う。(大河原章男 男性 80代) ◇出席できて、いろいろな人のお話を聞き、元気をもらって帰ります。またの会を楽しみにしています。(加藤朋子 女性 70代)
◇自分の寺の会でもありましたが、よそでは言えないようなことを言える場が必要だと改めて思いました。(ヒラリン 男性 60代)
◇話す場を作ることも大切なことと感じました。有難うございました。(高岡聖道 男性 40代)
◇本日はかなりの人の参加があり、それぞれの生き方に何かしら悲しみがあり、いつもと同じ時間が流れていました。(恵月 女性 60代)
◇皆それぞれ悩みや苦しみがあります。皆さんのお話を聞いて自分のことのように思いました。涙が止まりませんでした。本当に有難うございました。(竹谷タケ子 女性 70代)
◇この曲を聞きながら、今は亡き主人に対してやさしい気持ちになれています。有難うございました。(荒井治子 女性 80代)
◇今回2度目の参加になります。口にすること、話すこと、言葉にすることで、心が癒される。悲しさや苦しさが心から解き放たれることがわかりました。私もそんな悲しみを持った方々に寄り添い続けられたらと思います。有難うございました。(佐藤裕子 女性 40代)
◇「グリーフケアのつどい」を一言で申せば、涙を思い切り流せる場、今日はとても強くそう感じました。(高橋昭彦 男性 50代)
◇今まで最多の30名の参加を得た。語る時間は充分ではなかったが、一人ひとりの思いを懸命に言葉にしようとする雰囲気がそこにあった。届けあい、聞きあい、響きあう世界を、人皆、誰もが願求礼讃している!そのことを痛切に感じた。(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2013年3月16日(土)
第23回 天気:晴 参加者:13名
この日は13名の方々とひとつの場を作りました。
音楽鑑賞の時間の曲は ①(前半) 『太陽 みんなを照らせ』Metis
②(後半) 『確かなこと』 小田和正
|
◇「吐き出す」場を与えられていることに感謝します。そして、同じ思いの人たちに出会えたこと、うれしいです。あたたかい日ざしは、皆に平等にさすものなのですね。私の上にもさしてくれるのですね。(小林和子 女性 60代)
◇今回もたくさんの感動をいただきました。どんどん耳が聞こえづらくなってきていますが、聞こえる間はお話に耳をすませていきたいと思います。(五十嵐栄子 女性 80代)
◇いま、この一瞬は、いましかない。明日はないかもしれない。大切に今日を生きようと感じます。(酒井浩美 女性 40代)
◇受け止めてくれる人がいれば、孤独感で閉じた「悲しみ」も、開いていく。(D51 男性 60代)
◇両親からもらったいのちを大切にして、両親のことを忘れず、忘れられらる筈もないのだけれど、日々笑顔で一歩ずつ丁寧に歩んでいこうと思います。(村上 女性 50代)
◇ここに仲間がいて、静かに過ごす時間を、今日もありがとう!(恵月 女性 60代)
◇「泣くも一生、笑うも一生」それなら笑いながら生きていこうという言葉に、私も笑って生きたいと、強く思いました。(オカムラ 女性 50代)
◇今日はいいお話を聞かせていただき、私も明日からまた一生懸命生きていこうと思いました。今日も来て本当に良かったと思いました。(竹谷タケ子 女性)
◇グリーフケアに参加しながら、私も含め、皆さん少しづつ立ち直ってきていると思いました。時の薬や人の力が効いてきたのかな。(原知克 男性 50代)
◇今日のひとことに感銘! 「悲しみは人と人とをつなぐ糸である」 悲しみを避けないで、まさに心に響きました。(高橋昭彦 男性 50代)
◇ 皆さんのそれぞれのお話を聞かせていただき、私の今までの人生がいかに平坦であったかが思い起こさせられた。これからの日々も感謝の気持ちで明るく歩いて いけるよう努力したい。また苦しい思いの中にいる人と接する機会があったら、それを乗り越えるお手伝いが多少でもできたらと思った。(山田一明 男性 60代)
◇私の中にある闇や悲しみをじっと見つめる光があった。もしも、そのように感じることができたなら、人はどんなにか励まされることだろう。悲しみは、人と人のみならず、私を世界とつなぐ糸となるのだろう。(酒井義一 男性 50代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2012年12月22日(土)
第22回 天気:雨のち晴
この日は7名の初参加の方を含め、総勢21名でひとつの場を作りました。大切な方を亡くされた方々の集まりです。遠く山梨や茨城からのご参加もありました。福島第一原発事故で故郷からいわき市に避難されている方もご参加下さいました。
◇いつになったら悲しみを悲しいと言えるんだろう。身内の死も、自分が慣れ親しんだ家を追われることも。今回参加させていただいて、人の話を聞くことの大切さを学びました。有難うございました。(Angel 女性 50代)
◇参加して本当によかった、そう思っております。「過去は変えられない。しかし今を大切に生きることで、その先は変わっていく」この一節を心の支えにしてゆきたい、そう感じました。(佐藤 男性 40代)
◇初めての参加ですが、このグリーフケアでは、お寺という場が信頼の場となり、自由に自身の悲しみに向き合うことができる、すばらしい場でした。(本多龍 男性 20代)
◇みんな様々な体験と想いを抱えながら生きている。喜びも悲しみも生きているからこそ。そうやって光も影も身の内に持って生き ていくのかな。今日は参加することに悩んでいたけれど、来てよかった。一緒に今を過ごしてくれた方々に感謝。この場、この機会をつくってくれた存明寺さん にも感謝。(庵恵里子 女性 50代)
◇自分の悲しみは、もう語り尽くしたと思っていたのに・・・。まだまだ涙が出るんだな-と、あらためて感じたつどいでした。(藤堂織慧 女性 50代)
◇久しぶりに涙を出しました。このところ義弟の病気のことで少し沈んでいました。明日の力が湧きました。(清水厚 男性 60代)
◇佐藤さんがおっしゃった「過去は悔まない、未来は心配しない。今をひたむきに生きることが大切。そしてつらいことを体験した人は、人にやさしく接することができる」すばらしい気づきだと思います。今日は良いお話を聞きました。(原知克 男性 50代))
◇最光寺に帰って、またあらためてグリーフケアをやる力が湧いてきました。ここの会はすばらしいね。(藤堂啓 男性 60代)
◇言葉にならないような辛い体験をされた方々の悲しみに寄り添わせていただき、胸を裂かれるような思いで聞かせていただきました。勉強になることが沢山ありました。有難うございました。(藤森喜美子 女性 50代)
◇話すことで聞いてもらうことだけで心は軽くなります。今の日本では、まだ数少ない会です。今後も続けてほしいと思います。そして、もっといろんな人にも知ってほしいと思います。(ボナセーラ 女性 40代)
◇生きている、生かされている。自分に残された時間はあとどれ位あるのか分からないけど、残された人々に迷惑にならないように、少しづつ終活に励んでいます。(恵月 女性 60代)
◇母他界後のとりあえずの雑事が終了し、娘として、悲しみの中に身を置けることに対し、つらくとも、安堵の日々を過ごしていることに感謝しています。(村上 女性 50代)
◇「過去は変えられないけれど、未来は変えられる。そのために今の状況を大切に生きる」それが今日ここに集まった人々に共通する宿題だ。つらさを語る人、涙を流す人、悲しみを生きる人。この人たちと私は共に生きるから!!かならず!!!(酒井義一 男性 50代)
◇大切な人の死は大きな悲しみです。毎回様々な人たちのお話を伺って感じることは、「生きる力」をいただくということです。グリーフケアのつどいの場は、とてもありがたい場です。(高橋昭彦 男性 50代)
◇今日はとても良い話が聞けて良かったと思います。義弟の病気で自分が何も出来ないことがわかりました。皆様の話を聞いてよかったです。(清水幸江 女性 60代)
◇皆さんのお話を聞かせていただいて、人は人に話さないたくさんの思いを本当に持ちきれないほど抱えていることを知りました。 人と話すことの大切さ、人の話を聞くことの大事さを改めて教えていただきました。今を大事に生きる。家族のこと、また大切にしなければと思います。有難う ございました。(酒井浩美 女性 40代)
◇「過去は変えられないが、未来は変えられる。だから今を大切に生きる」この言葉には感動しました。この言葉を心に刻んで、目の前のことを大切に一歩前に進んでいこうと思いました。(オカムラ 女性)
◇あさって私は満69歳を迎える。この年になっても私の心の中には「自分さえよければよい」との言葉が残っているのだろうか… と不安を感じる。人の心の痛みを感じられない人々がたくさんいることを嘆いている自分と思っていたが、気づいてみれば「自分が一番大事」と思っているだけ の老人になってしまっているのだろうか…。新年を迎えるにあたり、心の洗い直しをしよう。(山田一明 男性 60代)
◇グリーフケアに参加でき、皆様と共に共通の悲しさや苦しさを共感できたことに感謝します。「その人に背負えないつらさや困難 は神様は与えない」という言葉を聞いたことがあります。今この思いは今後の自分が生きていく上で、とても大切な糧となることと思い、生きていきたいと思い ます。有難うございました。(佐藤裕子 女性 40代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2012年9月29日(土)
第21回 3名の初参加の方を含め、総勢15名が集まりました。
◇人生で最大の悲しみは人の死です。グリーフケアのつどいは、悲しみを話せる「場」・悲しい話を聞く「場」です。キーワードは「共感」と、今日も大きくうなづき、感じました。(高橋昭彦 男性 50代)
◇自分の思いを聞いていただき、他の方のお話を聞かせていただき、思いを共有できる場・何でも安心して話せる場所を与えていただき、今の私があります。皆様に感謝しています。(きみちゃん 女性 50代)
◇毎回グリーフケアに出席して、悲しみは消えずにあるけど、違う形で少しづつ生活の中で中和されるのかな?と思う。(恵月 女性 60代)
◇前回お休みしましたので、半年ぶりの参加です。この間、娘に子どもが生まれたり、その孫の出生を喜んで里帰りを楽しみにして いた父が今月亡くなったりで、生と死が交錯する6カ月でした。父が90年間生きてくれたことが孫の翼くん(父から見ればひ孫)に出会えた。いのちのつなが りを感じたこの頃です。妻の淑子には本当に翼くんに会ってもらいたかったです。以上(原知克 男性 50代))
◇ひとりになることは大変さびしいことです。主人の遺言として「だまされるな」ということでした。私の性格を長年見てきたの で、思いついた・感じた言葉なのかなと思うけれど、周りの人たちはよい方ばかりで心配ないのですが、振込支払いなどではよく考えないと怖いということがあ りました。色々な考え方があると思いました。(奥川正子 女性 80代)
◇本日は取り乱しまして申し訳ございませんでした。次回は少し元気になって参加できたらいいなと思っています。(尾川公美子 女性 40代)
◇家族との別れを体験して間もない方々の心に残った傷はなかなか癒されるものではないと思うが、だからこそうつむかず前を向いて新しい日々を明るく歩きだしてほしい。「大悲無倦常照我」頑張って再スタート!!(山田一明 男性 60代)
◇人はそれぞれ悲しみの深さに違いがあるが、その悲しみを分かちあうことはできると知る。私にとって大切な人の別れは、心を大きく無にするが、そこから始めなければ・・・と本日は感じた。(小林和子 女性 60代)
◇「苦しいです」「つらいです」と涙を流すOさんに、自らも苦しい体験をされたTさんYさんがずっと寄り添っておられたその光景がまぶたに焼き付いている。(酒井義一 男性 50代)
◇何年たっても年齢を重ねても亡くなった人がいとしいし、恋しいし、思い出はより鮮明になります。いつの日か再会できるその日まで踏ん張って生きていこうと思います。(村上 女性 50代)
◇自分の中で「共感」があるのか否か。またひとつ、自分の問題が浮き出させられました。皆さんのお話が自分を見つめさせてくださいました。またぜひ参加させていただきたく思っています。(江口智流 男性 40代)
◇グリーフケアという場で、お一人おひとり違う悲しみを背負って、とても今は辛すぎてとお話されていた方々が、今度は他の方の 支えとなっていくお姿に触れ、心を打たれます。悲しみを経験されたからこそ、今、悲しみの真っただ中にいる方の心を支えることができるのだと思いました。 (結心 女性 40代)
■存明寺グリーフケアのつどい 2012年6月23日(土)
第20回 5名の初参加の方を含め、総勢15名が集まりました。
◇本日皆さまのお話を伺い、本当によかったと思います。私は一人寂しくしていると思っておりましたが、お子さまのいらっしゃる 方とは思いは違っているようですけれど、同じだと思いました。妹が5人いることで両親に感謝しております。困っている時は電話連絡ですぐ来てくれるので す。(奥川正子 80代 女性)
◇今日はお伺いして、悩み悲しみの糸口が少しだけ見つかった気がします。次回はもっと大きく気持ちを伝えられたらと思います。(村上幸子 50代 女性)
◇悲しみは、ふとしたことで上書きされる。「せっかく平穏な気持ちになれたのになぜ!?」と思う。よみがえった悲しみの扱いに困る。でも、悲しむことから見える世界は、嫌いではないのだと思った。今日だった。ここでの出会いは「善知識」というものなのかもしれない。(庵恵里子 50代 女性)
◇一人ひとりと大切に生きていくことを今日教わったような気がします。人と出会っていくことはとても大変なことだと思います。大切にしていきたいと思います。(酒井浩美 40代 女性)
◇最光寺のグリーフでいろいろなことを感じ、思い、そしてまたこちらで皆さんの話を聞き、ますます大切なことだという思いが・・・。(藤堂啓 60代 男性)
◇5年前に自分が体験したことを昨日のように思い出し、また涙を流してしまいました。でも私はこのグリーフケアのつどいにあらためて感謝しました。自分を見つめる場として。(オカムラ 女性)
◇グリーフケアのキーワードは「共感」「共有」と感じました。人の悲しみと自分の涙を共感・共有できる、それがグリーフケアのつどいの場です。(高橋昭彦 50代 男性)
◇何を話してもよい、どんな思いも聞いていただける人のいる集い、この会の懐の深さを感じました。悲嘆(グリーフ)を大切にす る(ケアする)会であると聞き、「癒し」ではなく「大切にする」というところに惹かれましたが、「大切にする」ことの重さも今一度問いなおしてみます。 (伊藤洋 40代 男性)
◇初めての参加でした。同じ体験をされた方のお話は本当によくわかる。痛みは経験がないとわからないですよね。心の中の一部を声に出して話すと心が少しだけ軽くなったような気がします。涙は流していいんだ!!そんな後押しがうれしかったです。いつか癒される日を長い目で待ちます。本日は皆さまの暖かな心でチョットだけ淋しさが減りました。有難うございました。(小林和子 60代 女性)
◇人、一人ひとりに色々な生活があり、悩みがあり、悲しみがあり、今日もグリーフケアで出会いました。(恵月 60代 女性)
◇皆さんのお話を聞いて、涙涙でした。今日も皆さんに逢えてよかったと思います。ぜひ前を向いて歩いていってほしいです。(竹谷タケ子 70代 女性)
◇住職のミニ法話での親鸞さんの言葉「一切悪行は邪見なり」・・・心に響きました。人間はひとりで生きていくのは難しく、何かに寄り添って生きるものなのに。自分中心にしか生きられないのは悲しい。(井ケ瀬惠子 50代 女性)
◇私は今年69歳の誕生日を迎えます。37年前に結婚して3人の息子に恵まれました。3人ともおかげ様で社会人として自立して 孫も3人おります。昨年頃よりそろそろ身辺整理をして自分が歩いてきた道を振り返って「これでよかったのだろうか」と亡き父母に話しかけてみたい気持ちに なりました。そんな中、今日ご婦人の皆さまのお話をお聞きして、この37年間、家のことはすべて妻に預けてきたことに気づき、男性と女性の見方・受け止め 方が大きく違うなと気づきました。これからはもう少し妻の立場・考え方にも耳を傾けて二人三脚を続けたいと思いました。これからもこの集いに参加させてい ただきたく。(山田一明 60代 男性)
◇何年たってもなくならない悲しみ。人それぞれの悲しみ。今日はあらためて悲しみについて考えたひとときでした。悲しみから逃げて生きていた時の方がつらかったな・・・。(藤堂織慧 50代 女性)
◇初参加の方5名を含め、総勢15名で場を作った。強く感じたことは、人の話をキチンと聞くことによって、人はその人の悲しみ や今の思いを知るのだということ。そしてその時間は、真剣さとあたたかさが漂うのだということ。これからもそのような場の一員でありたい。(酒井義一 50代 男性)